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メディックTOMASとは?特徴や口コミ、授業料や合格実績について解説
医学部受験に特化した予備校や塾は数多くあります。
そのため、自分にどこが合っているのか分からず、決めかねている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、進学塾から生まれた医学部専門予備校のメディックTOMASについてご紹介します。
特徴や指導方法、各校舎の情報を合格実績や評判も含めて詳しく解説しておりますので、医学部受験を目指す方、医学部予備校を探している方は必見のコラムですので、是非参考にしてください。
メディックTOMASとは?
まず最初にメディックTOMASについて解説します。
リソー教育グループが運営する医学部専門予備校
リソー教育グループは、一人ひとりの個性に的確に対応する教育を理想とし、その理念のもとで直営方式による個別指導塾TOMASを運営しています。
TOMASは、難関大学への高い合格実績を誇る個別指導予備校であり、その中でも医学部受験に特化して誕生したのが「メディックTOMAS」です。
メディックTOMASでは、医学部受験に精通した教務担任が中心となり、講師やティーチングアシスタントと連携しながら、生徒一人ひとりを丁寧にサポートします。
この三位一体の体制により、医学部合格までしっかりと導きます。
さらに、中学生から受講できるコースも用意しており、早い段階から受験勉強をスタートすることが可能です。
合格率がわずか7%といわれる狭き門の医学部受験において、メディックTOMASでは38%という非常に高い合格率を実現しています。
完全1対1の個別指導システムの特徴
メディックTOMASでは、講師1人に対して生徒1人という完全個別指導を行っています。
授業は一方的な解説ではなく、生徒との対話を重ねながら問題演習とフィードバックを繰り返し、理解と定着を確実に図っていきます。
指導にあたるのは、医学部受験に精通し、多くの合格実績を持つ一流の講師陣です。
彼らの指導によって、医学部合格に不可欠な基礎学力をしっかりと身につけるとともに、難問を解くために必要な高度な思考力も養っていきます。
さらに、志望校の合格から逆算して個別のカリキュラムを作成し、それに基づいて学習を進めていきます。
すべての生徒に担任がつき、常に学力の現状を把握しながら理解度を管理し、必要に応じてカリキュラムを柔軟に修正しながら、医学部合格に向けて最適な指導を提供できる体制が整えられています。
プロ講師陣と現役医大生によるサポート体制
メディックTOMASでは、プロ講師による授業に加え、現役医大生による1対1の強化演習指導も行っています。
授業で学んだ内容を実践することで、自分では気づきにくい弱点や苦手分野を明確にし、効果的な対策を講じることができます。
また、受験勉強の期間中は学習面だけでなく、メンタル面でのサポートも重要です。
自分の目標とする医学部に通う先輩が身近にいて、勉強の悩みや不安に寄り添ってくれることは、生徒にとって大きな励みとなるでしょう。
メディックTOMASの指導メソッドと合格実績
次に、メディックTOMASの指導メソッドと合格実績について解説していきます。
志望校合格逆算カリキュラムの仕組み
メディックTOMASでは、志望校ごとの出題傾向を徹底的に分析し、合格に必要な得点から逆算して学習プランを構築します。
そのため、無駄を省いた効率的な学習が可能となり、最短ルートでの合格を目指すことができます。
T.A.(ティーチングアシスタント)システムの活用法
T.A.(ティーチングアシスタント)とは、現役の医大生が務める演習指導担当のことを指します。
講師とは別に、演習問題を中心とした実践的な指導を行い、自習時間には質問対応や勉強法のアドバイスなど、きめ細かなサポートを提供します。
T.A.を務めるのは、東京大学、東京医科歯科大学、慶應義塾大学、東京慈恵会医科大学、千葉大学など、全国でもトップクラスの大学に通う医学生たちです。
そのため、安心して質の高い演習を受けることができます。
何よりの強みは、T.A.自身が医学部受験を乗り越えてきた経験者であるという点です。
実体験に基づいた具体的なアドバイスや、実際の入試に関するリアルな情報を直接聞けることは、生徒にとって大きな支えとなるでしょう。
最新の合格実績と主な進学先
次に2025年度の医学部合格実績をご紹介します。
国公立大学(一部抜粋) | 私立大学(一部抜粋) | ||
---|---|---|---|
防衛医科大学 | 2名 | 慶應義塾大学 | 1名 |
筑波大学 | 1名 | 東京慈恵会医科大学 | 4名 |
横浜市立大学 | 3名 | 順天堂大学 | 6名 |
愛媛大学 | 1名 | 日本医科大学 | 13名 |
信州大学 | 4名 | 国際医療福祉大学 | 12名 |
富山大学 | 2名 | 岩手医科大学 | 2名 |
などになります。
メディックTOMASでは、2015年より毎年合格者が増加し、2019年以降には150名ほどの合格者を輩出しています。
メディックTOMASの校舎の情報
次に、メディックTOMASの校舎の情報を説明していきます。
メディックTOMASは東京に2校、横浜に1校、埼玉に1校の4校開校されています。
それぞれの校舎のアクセスや情報についてご紹介していきます。
市ヶ谷本部校
まずは、メディック市ヶ谷本部です。
アクセスは、電車で市ヶ谷駅(JR線/都営地下鉄線)、JR市ヶ谷駅西口徒歩1分、地下鉄市ヶ谷駅2番出口すぐです。
バスでは、市ヶ谷駅前、都営四番地アパートなどからも徒歩3分以内で行くことができます。
駐車場も近くにいくつかあります。
横浜校
メディック横浜校の最寄り駅は、横浜駅(JR、東急東横線、相鉄線、京浜急行線、横浜市営地下鉄線、ブルーライン線)、JR横浜駅西口ジョイナス地下街南12出口のエレベーター直結のビルにあります。
大宮校
メディック大宮校は埼玉県さいたま市大宮区にあります。
メディック大宮校へのアクセスは、JR大宮駅の西口から徒歩約3分になります。
ソニックシティビルの20階に校舎があり、駅から3分と好立地になっています。
渋谷校
最後はメディックTOMAS渋谷校です。
メディック渋谷校は、東京都渋谷区にあります。
アクセスは、JR渋谷駅の東口から徒歩約5分です。
または、地下鉄渋谷駅のB5出口から徒歩3分になります。
渋谷クロスタワーの26階にあります。
メディックTOMASの評判と口コミ分析
次に、メディックTOMASの評判と口コミをもとに分析していきます。
講師陣の質と指導力に関する声
まずは、講師陣の質と指導力に関する声について評判や口コミをもとに解説していきます。
医学部受験専門であることから、講師の専門性が高いです。
特に理系科目の講師の評価が高いといえます。
出題の意図まで解説してくれた、という声もあります。
そして、完全に1対1の個別での授業なので、質問しやすくわからないところは即座に軌道修正してくれる、との声が多いです。
多くの講師が受験指導経験が豊富なので、励ましや進路の相談にものってくれた、という人間性における評価も高かったです。
改善点や課題に関する意見
改善点や課題に関する意見をご紹介します。
講師の質は高いが、相性の良し悪しがある、という声がありました。
仕方のないことではありますが、講師の質がいくら高くても、合わない講師が担当にあたる可能性はあります。
定期的な面談や、講師変更の柔軟さはありますが生徒側から言いにくいというハードルがあります。
その他にスケジュール調整が大変との声もありました。
人気の講師は予約がすぐに埋まってしまい、希望が通らないこともあるそうです。
他には、個別指導だとしても料金が高いとの声も多く見受けられました。
メディックTOMASの費用と他の医学部予備校との比較
メディックTOMASの費用と他の予備校との比較をしていきます。
コース別の料金体系
コース別、学年別の料金体系についてご紹介します。
まず、高校生(1〜3年)の1対1の個別授業の料金をご紹介していきます。
はじめに、入学金が27,500円必要になります。元会員の場合は全額免除されます。
コースの種類 | 週当たりのコマ数 | 授業料(月) |
---|---|---|
M1コース | 1コマ×80分 | 高1:90,200円 |
高2:92,400円 | ||
高3:90,000円 | ||
M2コース | 2コマ×80分 | 高1:180,400円 |
高2:184,800円 | ||
高3:180,000円 | ||
M3コース | 3コマ×80分 | 高1:270,600円 |
高2:277,200円 |
次に、高卒生グループの授業をご紹介します。
コースの種類 | 週当たりのコマ数 | 授業料(月) |
---|---|---|
計算力アップ Gコース(数学) |
1コマ×80分 | 22,000円 |
計算力アップ Gコース(化学) |
1コマ×80分 | 22,000円 |
表でご紹介しましたが、やはり高額です。
ですが、演習・T.A.への質問等も含んだものになります。
他校との比較
他の個別指導塾や集団指導塾と比較すると、メディックTOMASの料金は高めに設定されていることが分かります。
特に集団授業を行う一般的な塾と比べると、場合によっては2倍以上の費用がかかることもあります。
しかし、医学部受験に特化した専門の講師陣による指導が受けられる点や、個別に最適化された学習カリキュラム、さらには現役医大生によるサポートなど、他にはない充実した体制が整っていることを考えれば、その料金は妥当であると言えるでしょう。
メディックTOMASを最大限活用するための方法
メディックTOMASを最大限活用するための方法をご紹介します。
効果的な授業の受け方と自習室の利用法
メディックTOMASで効果的に授業を受けるためには、講師が分析した答案をもとに、自分の苦手分野をしっかりと把握し、克服していくことが重要です。
また、過去問演習にも力を入れており、志望校の出題形式に慣れるために、自ら時間を計りながら取り組むことで、実践的な力を養うことができます。
ただ解くだけでなく、「どこを改善すればよいか」を意識しながら学習することで、時間を無駄にすることなく、効率的に成績を伸ばしていくことが可能です。
入試対策資料や医学部入試ハンドブックの活用
入試対策資料や医学部入試ハンドブックを活用することも、医学部合格への重要なステップです。医学部入試では、正確で豊富な情報が何よりも大切です。
実際に合格した現役医大生の体験談や、専門的に分析された入試情報を把握することで、より戦略的に受験対策を進めることができます。
また、入試問題の傾向が詳細に解析されているため、自分に合った出題形式の医学部を見つけやすくなります。
どの大学を目指すかを問題の傾向や形式をもとに判断できる点も、大きなメリットです。
無料ガイダンスや体験授業の活用
メディックTOMASでは、医学部入試に関する無料ガイダンスや動画配信を実施しています。
ガイダンスでは、最新の医学部入試情報や、実際に医学部を目指した生徒の受験体験談、さらには入試の予想など、貴重な情報を提供しています。ガイダンスは予約制となっており、事前に申し込む必要があります。
また、体験授業も随時受け付けており、他の予備校と比較して決めたい方や、実際に授業の雰囲気を知りたい方には、ぜひ体験授業を受講していただくことをおすすめします。
講師や校舎の雰囲気を実際に感じることができ、より具体的なイメージを持って受験準備を進めることができます。
まとめ
今回は、メディックTOMASについて解説しました。
料金は他の塾や予備校と比較して高額ですが、その分手厚いサポートが受けられます。
1対1の個別指導や、非常に優れた講師陣による質の高い指導、さらには入試分析に基づいたカスタマイズされた学習計画が、高い合格率に繋がっていると言えるでしょう。
これから医学部を目指している方や、予備校・塾を探している方には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
メディックTOMASについてもっと詳しく知りたい方はこちら