安い医学部予備校10校を比較!費用をおさえるポイントや選び方も解説

医学部を目指す受験生にとって、予備校は非常に心強い存在です。
しかし、予備校の数が多く、「どこを選べばいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、医学部受験を目指す方に向けて、費用が比較的安い予備校を10校厳選してご紹介します。
各予備校の特徴や選び方、費用を抑えるポイントについても詳しく解説していますので、予算に合わせた予備校選びの参考にぜひご活用ください。
医学部予備校の費用相場
まずは、医学部予備校の費用相場をご紹介いたします。
指導形態別の費用相場
| 指導形態 | 年間授業料相場 |
|---|---|
| 個別指導 | 300~500万円 |
| 集団授業 | 100~300万円 |
| オンライン授業 | 150~400万円 |
上の表は指導形態別の年間授業料の相場を示したものです。
最も費用が高いのは、一人ひとりに合わせた指導が受けられる個別指導で、年間300〜500万円程度が相場となります。
費用はかかりますが、手厚いサポートを受けたい方には個別指導がおすすめです。
集団授業の相場は100〜300万円程度で、受講人数によって料金が変動します。
特に少人数制のクラスでは、やや費用が高くなる傾向があります。
また、オンライン授業は、対面の個別指導と比べてやや費用を抑えることができる点が魅力です。
年間にかかる総費用
| 授業料 | 100~500万円 |
|---|---|
| 入会金 | 2~25万円 |
| 講習費用 | 9~30万円 |
| 寮費 | 100~150万円 |
医学部予備校に通ううえで、年間にかかる総費用は110万円〜550万円程度となります。
先ほど示した通り、指導方法によって費用は大きく変わりますが、どの指導方法も決して安いものではありません。
さらに、寮費の相場は年間70〜150万円程度となっており、寮で暮らす方はプラスで多額な費用が必要となってきます。
地域による費用の違い
同じ予備校でも都市部と地方では費用が大きく異なることがあります。
一般的には都市部の方が学費が高くなる傾向があります。
一方で、地方の予備校では学費が比較的安く設定されており、生活費も都市部よりも抑えることができます。
費用を抑えることを重視するならば、地方の予備校を選ぶことをおすすめします。
しかし、都市部の予備校は教育設備が揃っていたり、質の高い講師が在籍していたりと学習環境は整えられています。
費用面だけでなく、学習環境も考慮しながら予備校を選んでいきましょう。
安い医学部予備校10校を比較
次に、費用が安い医学部予備校を10校紹介いたします。比較しながらご覧ください。
医進の会
| 受講形態 | 年間費用 | |
|---|---|---|
| 個別指導 | 現役生 | 95~570万円 |
| 高卒生・再受験生 | 380~950万円 | |
| その他の費用 | 入学金 | 110,000円 |
|---|---|---|
| 設備維持費 | 11,000円 |
医進の会は大阪にある医学部予備校です。授業形態は個別指導のみで、生徒一人一人に合わせた授業を実施しています。
授業料は1コマ2時間で19,800円です。
週に1コマだけ受講すると月額79,200円で、週に10コマ受講する場合は月額792,000円となります。
何コマ受講するかは自由なので、金銭面や学習状況を見て決めることができます。
アガルートメディカル
| コース | 受講形態 | 年間費用 |
|---|---|---|
|
プレ本科生コース ライトコース |
映像授業のみ | 34~71万円 |
| 本科生コース | 映像授業+オンライン指導 | 121~213万円 |
アガルートメディカルは映像授業を中心に受験対策を行っているオンライン予備校です。
4つのコースがあり、プレ本科生コースとライトコースは映像授業のみ行っています。
本科生コースは映像授業にオンラインで指導してくれるコーチングが加わります。
コーチングの回数が週1か週2で授業料が変わってきます。
質問もオンラインで受け付けていますが、質問できる回数はコースによって異なります。
詳しい内容については、公式ホームページをご確認ください。
エースアカデミー
| コース | 受講形態 | 年間費用 | |
|---|---|---|---|
| 通塾コース | 自習形式(3時間) | 浪人生・再受験生 | 60~120万円 |
| 現役生 | 60~84万円 | ||
| 通信コース(面談あり) | オンライン自習 | 60~120万円 | |
| 通信コース(面談なし) | 資料、映像 | 36万円 | |
| 入学金(オンライン指導コースは無料) | 50,000円 |
|---|
エースアカデミーでは、従来のような無駄の多い集団授業を行わず、生徒一人ひとりの演習時間を最大限に確保できる指導スタイルを採用しています。
通塾コースでは、授業時間を18:00〜21:00の3時間とし、暗記練習・計算練習・自習をそれぞれ1時間ずつ行います。
通塾は週に2〜3回で、学習状況の確認や進路相談などを目的とした面談も週1回以上実施しています。
通信コースでは、通塾コースと同様の学習内容をオンラインで受講することができ、面談の有無によって複数のプランをご用意しています。
面談なしのプランでは、映像授業や学習資料のみの提供となりますが、その分、もっとも低価格で受講可能です。
すべてのコースにおいて、生徒の自主的な学びを重視した仕組みを整えており、それぞれの学習スタイルや目的に応じて柔軟に選択できるようになっています。
武田塾医進館
| コース | 受講形態 | 年間費用 |
|---|---|---|
| 個別管理コースS(中3~高2) | 自習形式 | 82~290万円 |
| 徹底個別コースS(高3) | 316~446万円 | |
| 徹底個別コースS(既卒) | 431~525万円 |
| その他の費用 | 入学金 | 既卒生 | 150,000円 |
|---|---|---|---|
| 中3~高3 | 100,000円 | ||
| 教材費(1教科1年間の目安) | 15,000円 | ||
| 模試 | 16,500円 | ||
武田塾医進館は授業を行わず、自学自習をサポートする塾です。
全国に5校を展開しており、オンライン指導も可能となっています。
指導内容は、学習の進め方を示すロードマップ作成、宿題管理確認テスト、個別指導を行っています。
また、オプションとしてデイリーチェックや個別指導の追加も用意されているため、必要に応じて利用することをおすすめします。
東大毎日塾
| コース | 受講形態 | 授業料(月額) |
|---|---|---|
| サポートコース | 学習型オンライン個別指導 | 43,780円(税込) |
| スタンダードコース | 65,780円(税込) | |
| 合格プレミアムコース | 87,780円(税込) | |
| 逆転合格コース | 上記金額に20,000円(税込)追加 |
| 入会金 | 40,000円 |
|---|
「東大毎日塾」は、東京大学生によるオンライン個別指導を提供する学習指導塾です。
主に中学生、高校生、浪人生を対象に日々の学習サポートを行っています。
特徴的なのは、学習計画の立案から進捗管理、疑問解決までを専属のメンターが担当し、毎日サポートを提供する点です。
基本的な3つのコースに加えて、リアルタイム指導のコマ数を増加できる逆転合格コースも設定されています。
受験に必要な科目は全て指導しており、科目数が増えても料金は上がりません。
また、講習費や教材費、維持費などの追加費用も一切かかりません。
入会金は通常40,000円ですが、キャッシュバックキャンペーンも随時実施しているため、公式HPをぜひチェックしてみてください。
河合塾(医進特化校舎)
| コース | 受講形態 | 入会金 | 年間費用 |
|---|---|---|---|
| 高校グリーンコース |
・対面授業 ・オンライン授業 ・映像授業 |
100,000円 | 不明 |
| 大学受験科 | |||
| 中学グリーンコース |
河合塾の医進特化校舎は、東京都千代田区の麹町校・愛知県名古屋市の名駅校・大阪府大阪市の大阪北キャンパスの3校舎を展開しています。
麹町校は、中学生から高卒生まで幅広い層に対応している唯一の校舎でもあります。
教室・自習室や机・椅子などの設計にもこだわっており、学習環境が整った理想の校舎を実現しています。
また、名駅校は2021年に開校した校舎であり、最先端の学習環境・指導方法を導入しています。
リフレクションルームや音読室など多様な学習エリアが設けられているのも特徴の一つです。
さらに、大阪北キャンパスは2020年に開校した難関大・医学科を目指す高卒生のための校舎です。
1階~7階で構成されており、それぞれ教室や自習室、リフレッシュルームが設置されています。
医進特化校舎は、主要都市にのみ開校していますが寮も完備されているため、地方にお住まいの方も積極的に検討してみて下さい。
野田クルゼ
| コース | 受講形態 | 授業料 | ||
|---|---|---|---|---|
| 現役生 | 基本コース | 集団授業 | 17,600円~/月 | |
| 個別指導コース | 個別授業 | 8,900円/時間 | ||
| 高卒生 | 集団授業コース | 国立医進コース | 集団授業 | 480,000円 |
| スーパー選抜コース | 832,000円 | |||
| 総合コース | 1,638,000円~ | |||
| 個別指導コース | フルサポート個別指導 | 個別指導 | 998,800円~ | |
| 個別指導のみ | 11,770円/時間 | |||
| その他の費用 | 入学金 | 現役生 | 30,000円 | |
|---|---|---|---|---|
| 高卒生 | 集団授業コース | 200,000円 | ||
| 個別指導コース | 100,000円 | |||
| 教材費 | 現役生 | 15,000円 | ||
| 高卒生 | 国立医進コース | 132,000円 | ||
| スーパー選抜コース | ||||
| 総合コース | 220,000円 | |||
| 施設費 | 高卒生 | 国立医進コース | 153,000円 | |
| スーパー選抜コース | 267,000円 | |||
| 総合コース | ||||
| フルサポート個別指導 | 240,300円~ | |||
野田クルゼは、1970年に創業された医学部専門の予備校で、東京・御茶ノ水に校舎を構えています。
50年以上にわたる伝統と実績を誇り、これまでに4,300名以上の医学部合格者を輩出してきました。
授業はすべての教科で学力別のクラス編成を採用しており、1クラスあたり5〜20名の少人数制を徹底しています。
これは、生徒一人ひとりの理解度や習熟度に応じた、質の高い指導を行うための体制です。
同じレベルの生徒が集まることで、健全な競争意識が生まれ、常に適度な緊張感の中で学習に取り組むことができます。
また、定期的にクラス分けテストを実施し、学習状況の変化にも柔軟に対応できるようクラス編成の見直しも行っています。
学費については、現役生と高卒生それぞれに合わせた多様なコースが設けられており、受講内容やサポート体制によって料金は異なります。
特に高卒生向けのコースでは、個別指導や手厚い学習支援が含まれるプランもあり、年間の費用はおおよそ200万〜300万円程度になる場合もあります。
MEDUCATE
| コース | 受講形態 | 入会金 | 授業料 | |
|---|---|---|---|---|
| 医学部受験中高生コース | 家庭教師 | 20,000円
(受験対策費:10,000円(受験生のみ)) |
79,800円~
(学習計画策定費:10,000円~/月) |
|
| 個別指導 | ||||
| オンライン授業 | ||||
| 通信 | 55,000円 | |||
| 医学部再受験コース | 家庭教師 | 不明 | 不明 | |
| 個別指導 | ||||
| 年間コース | 家庭教師 | 4,300,000円/年 | ||
| 個別指導 | ||||
| 医学部学士編入コース | 家庭教師 | 20,000円 |
通信指導料:50,000円 科目別指導/面接対策:12,475円~/時間 志望理由書添削費:30,000円/枚 |
|
| 個別指導 | ||||
MEDUCATE(メデュケート)は、医学部受験に特化した個別指導塾で、東京都文京区・御茶ノ水を拠点に全国で5つの校舎を展開しています。
特に、現役医師でもある代表が受験指導を行っている点が大きな特徴で、脳科学に基づいた学習法や意識改革に重点を置いた、独自の教育メソッドを提供しています。
中学受験から再受験、国家試験対策まで幅広く対応しており、授業形態は、家庭教師・個別指導教室・オンライン授業・通信教育など多様で、生徒一人ひとりの状況やニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
MEDUCATEの指導は個別対応が中心のため、費用は高めですが、現役医師による質の高い指導や学習法のサポートが含まれており、充実した受験対策が可能です。
駿台予備校(医学部志望者向けコース)
| コース | 入学金 | 授業料 | 個別指導オプション | |
|---|---|---|---|---|
| 国公立(医系)対策 | プレミアムサポートコース | 100,000円 | 年間1,180,000円~ |
週2回/1年間:825,000円 週2回/半期:503,250円 |
| 志望別コース | 年間1,100,000円~ |
週2回/1年間:825,000円 週2回/半期:503,250円 |
||
| EX演習コース | 年間1,130,000円~ |
週2回/1年間:825,000円 週2回/半期:503,250円 |
||
|
私立(医系) 対策 |
プレミアムサポートコース | 年間1,100,000円~ |
週2回/1年間:825,000円 週2回/半期:503,250円 |
|
| 志望別コース | 年間1,020,000円~ |
週2回/1年間:825,000円 週2回/半期:503,250円 |
||
| EX演習コース | 年間1,250,000円~ |
週1回/1年間:457,500円 週2回/1年間:870,000円 週3回/1年間:1,282,500円 週4回/1年間:1,695,000円 |
||
駿台予備校の医学部志望者向けコースは、高卒生(浪人生)を対象とした医学部医学科合格を目指す専門的な受験対策プログラムです。
このコースでは、目標とする大学や現在の学力に応じて、複数のコースが用意されており、個別の学習ニーズに対応しています。
プレミアムサポートコースは基礎力の徹底定着を目指し、「駿台コーチング」をフル活用した手厚いサポートが受けられます。
志望別コースは前期は基礎固めを中心に、後期は応用力や実戦力を強化し、基礎から入試対策まで幅広く学習します。
EX演習コースは難易度の高い授業とテスト演習・解説講義を通じて、入試本番を意識した実戦的な学力を養成します。
国公立・私立それぞれにコースがあり、どのコースも年間100万円以上の授業料がかかるため、経済的な準備が必要です。
メディカルラボ
| コース | 入学金 | 授業料 | 個別カリキュラム管理費 | 別途費用 | |
|---|---|---|---|---|---|
|
高2生・ 高1生 |
医学部総合コース | 100,000円 |
年間2,400,950円 (1週間に4コマ(150分X3コマの1対1の個別授業と1コマの演習授業)を受講する場合) |
396,000円 | 施設利用費:132,000円 |
| 医学部科目選択コース | 100,000円 |
150分×1コマ:年間744,000円 150分×2コマ:年間1,488,000円 150分×3コマ:年間2,232,000円 |
150分×1コマ:132,000円
150分×2コマ:264,000円 150分×3コマ:396,000円 |
施設利用費:132,000円 | |
| 高3生 | 医学部総合コース | 100,000円 | 年間2,373,400円(1週間に6コマ(150分X4コマの1対1の個別授業と2コマの演習授業)を受講する場合) | 528,000円 | 施設利用費:121,000円 |
| 医学部科目選択コース | 100,000円 |
150分×1コマ:年間528,000円 150分×2コマ:年間1,056,000円 150分×3コマ:年間1,584,000円 |
150分×1コマ:132,000円
150分×2コマ:264,000円 150分×3コマ:396,000円 |
施設利用費:121,000円 校内模試代:10,800円 |
|
| 高卒生 | 国公立医学部受験コース | 100,000円 | 年間4,530,500円 | 528,000円 | 施設利用費:121,000円 |
メディカルラボは、医学部・歯学部受験に特化した専門予備校で、全国に26校舎を展開しており、全コースで1対1の個別授業を採用し、生徒一人ひとりの学力や志望校に合わせた最適なカリキュラムを提供しています。
メディカルラボの学費は一般的な予備校に比べて高めで、年間でおよそ200万円〜450万円以上がかかるケースが多く、特に高卒生の国公立医学部受験コースでは年間約520万円以上となることもあります。
一方、高校生向けの「科目選択コース」では受講コマ数を調整することで、ある程度費用を抑えることができる柔軟性があります。
メビオ
| 入会金 | 授業料単価 | |
|---|---|---|
| 既卒生 | 330,000円 | 4,620円/h |
| 高校3年生 | 165,000円 | 4,290円/h |
| 高校2年生 | 110,000円 | 3,850円/h |
| 高校1年生 | 55,000円 | 3,850円/h |
1980年の創立以来、メビオは医師を目指す若者の夢を支え、これまでに5,684名の医学部合格者を送り出してきました。
京都大学出身者を中心とした40名以上の講師陣が「受験生を徹底的に支える」という理念のもと、密度の高い授業を提供しています。
授業は1クラス平均7名の少人数制で、講師の目が行き届きやすく、思考力や判断力、表現力を養成します。
また、個別指導も併用可能で、苦手科目の克服や弱点補強にも対応しています。
メビオの授業料は月納制で、生徒それぞれの時間割や授業数に応じて計算されます。
授業料は「授業料単価×授業時間数」で算出され、もし授業の変更などで予定と実績に差が出た場合は、翌月に調整・精算が行われます。
授業料単価には教材費、施設費、光熱費、その他諸経費が含まれています。
個別指導の場合、授業料は1時間あたり9,900円になります。
学年ごとに料金差を設けることで、受講生のニーズや学習段階に合わせた柔軟な料金体系となっているといえます。
医学部予備校の費用を抑えるコツ
ここからは、医学部予備校の費用を抑えるコツをご紹介いたします。
特待生制度を活用する
医学部予備校の費用を抑えるコツとして、特待生制度の活用があります。
多くの予備校では、前年度の医学部一次試験合格者などを対象に特待生制度を設けており、これを利用することで通常の授業料より大幅に費用を抑えられます。
例えば、野田クルゼでは通常年間約318万円のところ、特待生は87万円から通うことが可能です。
ただし、特待生の選考方法や対象条件は予備校ごとに異なり、医学部受験の成績や予備校独自の試験結果を基に選ばれることが多いです。
費用を抑えたい場合は、まず希望する予備校の窓口に問い合わせ、特待生制度の詳細を確認することをおすすめします。
早期申込割引を利用する
予備校によっては早期申込割引が用意されている場合があります。
早期申込割引とは入会時期が早いほど割引が適用される制度であり、通常よりも安い授業料で通うことができます。
早めに申し込むことで、費用面での負担を軽減できるため、入塾を検討している場合は、早期申込割引の有無や条件を予備校に確認し、活用することをおすすめします。
必要な科目だけを選択する
受講コマ数を必要最小限に抑えることも、費用節約に効果的な方法です。
個別指導の頻度を減らしたり、通信講座のコマ数を絞ることで、無駄な出費を抑えられます。
そのためには、自分の得意・不得意な科目や分野をしっかり把握しておくことが重要です。
また、夏期講習や冬季講習、受験直前の講習は料金が高めなので、これらの受講を控えることも費用を抑えるポイントとなります。
ただし、コマ数を自己判断で減らすのは避け、必ず予備校の講師やチューターに相談しながら、自分に合った効率的な学習プランを立てることをおすすめします。
さらに、全科目を受講するのではなく、必要な科目だけを選べる単科講座を利用する方法も有効です。
弱点科目の強化や特定分野の対策に絞ることで、費用を抑えながら効率的に学習を進められます。
オンラインと通学を組み合わせる
オンラインと通学を上手に組み合わせる方法も非常に効果的であり、オンライン授業は通学に比べて交通費や時間の節約になるだけでなく、授業料も比較的安価な場合が多いため、活用することで全体の費用を抑えられます。
一方で、対面での個別指導や演習授業は理解を深めるのに効果的なので、重要なポイントだけ通学で受講し、それ以外はオンラインで学習することで、効率的かつ経済的に受験対策ができます。
自分の学習スタイルや必要に応じてバランスをとることが大切です。
奨学金制度を調べる
一部の予備校では、独自の奨学金制度を設けており、条件を満たした生徒に対して経済的な支援を行っています。
たとえば、白金台医進予備校シナプスでは、小論文と面接試験に合格し、4月から受験期間までの本科コースを受講する生徒に対し、授業料1年分の半額(約224万円)を給付する制度があります。
また、TMPS医学館では、私立医学部の学費(諸経費を含む)を全額免除する奨学金を限定5名に提供するなど、手厚い支援制度を整えています。
ただし、これらの奨学金はすべての生徒が自動的に受けられるわけではなく、選考基準や条件をクリアした人のみが対象となります。
そのため、興味がある方は事前に詳細を確認し、早めに準備しておくことが大切です。
医学部予備校選びで失敗しないポイント
次に、医学部予備校選びで失敗しないポイントをご紹介いたします。
合格実績を確認する
医学部予備校選びで失敗しないためには、合格実績の確認が重要なポイントです。
合格実績の数は、講師の指導力や予備校の教育体制の質を判断する大きな材料となります。
合格実績が豊富な予備校であれば、それだけ多くの受験生を医学部に導いたノウハウがあり、質の高い講師陣による効果的な指導が期待できます。
また、合格者の総数だけでなく、自分の志望校への合格実績があるかどうかもチェックすることが大切です。
志望大学の合格実績がある予備校なら、その大学の出題傾向や対策方法を熟知しており、より的確な指導を受けられる可能性が高まります。
予備校の公式ホームページにはこれらの情報が掲載されていることが多いため、事前にしっかり調べて比較検討するようにしましょう。
講師の質を調べる
医学部受験は科目ごとの難易度が高く、大学ごとに出題傾向も異なるため、的確で専門的な指導が欠かせません。
だからこそ、予備校を選ぶ際には講師の質を見極めることが非常に重要です。
講師の質を判断するには、医学部受験に特化した指導経験があるか、教科ごとの専任講師が在籍しているか、講師紹介ページに実績や経歴が記載されているか、体験授業や説明会で実際の指導を確認できるかといった点に注目するとよいでしょう。
また、過去の医学部合格者の声や口コミなども参考になります。
「わかりやすい」「モチベーションを高めてくれる」などの評価が多ければ、信頼できる講師陣がそろっている可能性が高いです。
講師の質は、合格への近道にも直結するため、予備校選びの際はしっかりと調べて判断しましょう。
カリキュラムの内容を吟味する
医学部受験は科目ごとの難易度や出題傾向が多様なため、効率よく合格を目指すには、自分の学力や志望校に合った最適な学習プランが欠かせません。
そのため、カリキュラムの内容をしっかりと確認することも重要です。
基礎から応用まで段階的に学べる体系的な構成であることや、志望校の特徴に合わせた対策が組み込まれているかをチェックしましょう。
また、学習の進捗や理解度に合わせてカリキュラムを柔軟に変更できるかどうかも大切なポイントです。
こうした条件を満たす予備校を選ぶことで、自分に合った最適な学習プランが実現できるでしょう。
自習環境を重視する
医学部予備校を選ぶ際は、自習環境にも注目することが大切です。
医学部受験は長期戦になるため、予備校の自習室が快適で集中できる環境かどうかは、学習効率に大きく影響します。
自習室の利用時間が長く設定されているか、設備や静かさが整っているか、質問対応やサポート体制が充実しているかも確認しましょう。
充実した自習環境が整っていれば、授業外の学習時間もしっかり確保でき、計画的に勉強を進めやすくなります。
模試や個別指導の頻度を確認する
模試の実施頻度や個別指導の頻度を事前に確認することも重要です。
模試は実戦力を養い、学習の進み具合を把握するために欠かせません。
予備校が定期的に模試を実施しているか、またマーク模試や記述模試、私立・国公立医系模試など多様な種類を用意しているかをチェックしましょう。
個別指導は弱点克服や学習方法の最適化に役立つため、定期的に行われているか、その頻度や内容(面談、課題作成、進捗確認など)も確認が必要です。
さらに、模試の結果に対して具体的なフィードバックがあるかも重要であり、結果分析や弱点指摘、次回の学習計画提案など、充実したサポート体制が整っている予備校を選ぶことが、合格への近道となります。
まとめ
今回は医学部を目指す受験生に向けて、予備校の選び方や費用を抑えるポイントについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分に合った学習環境を見つけることは、合格への大きな一歩です。
予備校選びでは、カリキュラムや講師の質、サポート体制、費用面をよく比較検討することが重要です。
また、特待制度やオンライン講座などを活用すれば、経済的負担を軽減しつつ質の高い学習が可能になります。
今回の内容を参考に、自分に最適な予備校と学習スタイルを見つけ、医学部合格という目標に向けて着実に準備を進めていきましょう。