私立医学部に強い予備校10校を徹底比較!選び方やポイント・特徴を詳しく解説

私立医学部に強い予備校10校を徹底比較!選び方やポイント・特徴を詳しく解説

私立医学部を志望している場合、国公立医学部に比べて受験科目は少ないものの、数学、英語、理科の主要科目を万全にしておく必要があることと、得意科目を活かせる受験の戦略が必要なため、予備校に通う人が多いと思います。
今回は、私立医学部に強い予備校を10校、徹底比較します。
特徴や合格実績など気になる点をまとめました。また、私立医学部を受験する際の予備校の選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

私立医学部受験に強い予備校の特徴

私立医学部受験に強い予備校とは、どのような予備校なのでしょうか。詳しく解説していきます。

試験内容(受験大学)に特化したカリキュラムになっている

私立医学部は、国公立医学部に比べて受験科目が少ないのが特徴です。
私立医学部の入試ではほとんどの大学が、数学、英語、理科(3科目のうち2科目選択)の3教科4科目が主流です。
そして2次試験に小論文や面接を行う大学がほとんどです。
数学や理科については、各大学で特色のある問題が出されます。
また小論文のテーマについても、大学によってかなり隔たりがあるといえます。
私立医学部受験に強い予備校は、こうした私立医学部受験の特色を掴んでおり毎年の傾向などの情報にも強い特徴があります。

講師陣の質と経験が優れている

その予備校の講師陣の質と経験が優れていることも特徴としてあげられます。
いわゆる通常の予備校では、大学生のアルバイト講師が教える予備校も少なくありません。
難易度の高い医学部受験において、講師の質と経験は、かなり重要です。
私立医学部の受験に精通した講師がいることも、医学部受験に強い予備校の特徴といえます。

個別指導や少人数制クラスを採用している

私立医学部受験に強い予備校は、個別指導や少人数制クラスを採用している予備校が多いです。
集団受講の予備校もありますが、別途個別のコースが必ずといって良いほど設けられています。
これは、私立医学部受験は、受験する大学によって試験の傾向が異なるため、志望大学の受験に合った内容の授業をする方が効率が良い為です。

面接・小論文対策が充実している

私立、国公立に問わず医学部受験には、2次試験として面接や小論文の試験がある大学がほとんどです。
また学校推薦や総合型選抜の入試の場合、面接や小論文が必須になります。
面接の内容も大学によって、集団面接、個人面接、グループ討論など種類が様々です。
また、1次試験には合格しても2次試験で不合格になることは、医学部受験では珍しくありません。
ですので、医学部受験に強い予備校は、面接や小論文を重視しており、それらの対策が充実している予備校が多いです。

私立医学部に強い予備校10校を徹底比較

次に私立医学部に強い予備校10校をご紹介します。
それぞれの予備校の特徴や学費などについて詳しく解説しますので、予備校選びに役立ててください。

医進の会

まずは、医進の会から解説します。

特長・強み

  • プロ講師によるマンツーマン指導
  • チューターによる質問対応
  • リーズナブルな料金設定

医進の会は、大阪に拠点を置く医学部受験専門の個別指導塾です。
プロ講師によるマンツーマン指導と、国公立大学医学部に在籍するチューターによる質問対応がある点が特徴です。
やる気のある生徒なら全員受け入れ、生徒ひとりひとりのレベルや志望校に合わせた独自のカリキュラムを作成し、プロ講師が徹底的に指導します。個別指導を謳っていても、講師1人に対し生徒2人などの予備校もありますが、医進の会は完全マンツーマンの個別指導であることも強みです。
リーズナブルな料金設定や後払い制も特徴で経済的な負担を軽減できます。

評判・口コミ

「講師の質もよく相談にものってもらえる。とてもよいと感じた。」

「料金は比較的に良心的な金額でした。他のところと比較しても良かったと思います。」

出典:塾ナビ

駅からのアクセスが非常に良く通いやすいという口コミが多いです。
講師に関しては、質も良く相談にものってもらえた、振替や追加授業なども細やかに対応してもらえたという声もある一方で、大手ではないので講師の数が多くなく講師の変更ができなかったという声もありました。
授業料に関しては、医学系予備校の中ではリーズナブルだという口コミが多くありました。

学費

入学金 110,000円
授業料 19,800円/1コマ2時間

医進の会の学費は、入学金が110,000円設備維持費として毎月11,000円かかります。
授業料は1時間9,900円で、>授業は1コマ2時間のため1コマ19,800円</markかかります。
授業料は後払い月謝制になっていて、比較的リーズナブルな料金設定となっています。
また時期的なキャンペーンも行っており、入学金半額キャンペーンなどがあります。

合格実績

医進の会の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
京都府立医科大学 和歌山県立医科大学 奈良県立医科大学
徳島大学医学部 長崎大学医学部 愛知医科大学
岩手医科大学 国際医療福祉大学医学部 藤田医科大学
兵庫医科大学 関西医科大学 近畿大学医学部
久留米大学医学部 福岡大学医学部 大阪医科薬科大学医学部

2024年の私立大学医学部の合格者をみると、関西医科大学10名、近畿大学医学部12名、大阪医科薬科大学7名、愛知医科大学7名など、大阪を拠点にする予備校のため、関西圏の大学への合格者を多く輩出しています。
医進の会は少人数制の医学部予備校のため受験生の数は少ないですが、医学部への合格率では他の予備校と比べて高くなっています。

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メディカルラボ

次にメディカルラボについて解説します。

特長・強み

  • どこの校舎でも全国の私立医学部の情報を共有
  • 医療系に精通した講師や進路アドバイザーによる的確な指導

メディカルラボは、河合塾グループの医学部受験に特化した個別指導予備校です。
全国に26校あることから、全国の校舎から集まる情報を分析する「メディカルラボ情報研究所」を設置し、どこの校舎でも全国の私立医学部の情報を共有し、一人ひとりの学力や志望校に合わせた完全オーダーメイドでカリキュラムを作れることが強みです。
また、医療系に精通した講師や進路アドバイザーによる的確な指導も魅力です。

評判・口コミ

「講師は非常にフレンドリーで接しやすく、すぐにわからないことも質問することができました。
また、私は化学を受講していたのですが、化学以外の教科について勉強の進め方等を質問したときも私に合う計画を立ててくださいました。」

「個別なのもあり、割高ではありました。
ですが、講師の先生方や勉強環境、サポート体制が素晴らしいので、高額ではありましたが払っただけの分はあったと思いました。
また、私立志望の人で毎週小論文や面接の練習が入っていた人もいたので、国公立志望の人は私立志望の人より学費を抑えられるのではないかと思いました。」

出典:医学部予備校マニュアル

「個別相談が手厚く、質問しやすい」との声が多く見られます。
担任制度があり、授業だけでなく、受験校選びや勉強の仕方などのサポートも手厚かった」という口コミもありました。
一方で、「学費が高額」という声が多くありました。
「自主性が必要」といった意見もあります。しかし高額である分、サポートが手厚いと評価されています。

学費

高3生 高卒生
入学金 100,000円
授業料 2,373,400円 4,530,500円
1科目から受講できる単科制:528,000円~

学費は非常に高額で、年間300〜500万円程度が目安です。
模擬試験の受験料は含まれていますが、任意で受けられる季節講習費は含まれていません。
個別指導やオーダーメイドカリキュラムが含まれるため、他の予備校と比べて費用は高いですが、その分のサポート体制を期待する生徒や保護者が多いです。

合格実績

メディカルラボの2024年度合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
旭川医科大学 北海道大学 弘前大学
秋田大学 山形大学 福島県立医科大学
筑波大学 千葉大学 横浜市立大学
浜松医科大学 名古屋市立大学 大阪公立大学
神戸大学 奈良県立医科大学 和歌山県立医科大学
防衛医科大学 岩手医科大学 東北医科薬科大学
獨協医科大学 国際医療福祉大学 慶應義塾大学
東京医科大学 聖マリアンナ医科大学 金沢医科大学
愛知医科大学 大阪医科薬科大学 関西医科大学
近畿大学 川崎医科大学 福岡大学

メディカルラボは全国の医学部に多数の合格者を輩出しています。
2024年の私立医学部の合格者は1000人を超えています。個別指導の成果として、生徒一人ひとりの合格可能性を引き上げるサポートが実績に結びついています。

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武田塾医進館

次に武田塾医進館について解説します。

特長・強み

  • 自学自習を取り入れている
  • 低い偏差値でも逆転合格

武田塾医進館は、武田塾が運営する医学部受験専用の予備校で、通常の武田塾と同様に自学自習を取り入れていることが特徴です。
授業は「わかる」だけで、自学自習をすることで「できる」になることをモットーに、ひとりひとりをカウンセリングし、レベルに合った参考書と順番を洗い出し、1年分の時間配分を明記します。毎日のテストと毎週の面談で、低い偏差値でも逆転合格を狙うことを特徴としています。

評判・口コミ

「教材とかは少し高いイメージがありますけど勉強の教え方などを踏まえたら安い方なのかなって思います」

「総合的にみていい予備校だと思います
それぞれにあったスピードで教えていただけるので」

出典:塾ナビ

毎日宿題という形で、やるべきことが明確なので、勉強する時間が圧倒的に増えた、という口コミが多いです。
毎日のチェックが入るため、先生と1日に1回は話す機会もあり、その時に疑問点など聞くことができた。
通常の武田塾よりも講師の質が高かったという声もありました。
一方で、武田塾医進館の学習システムと学校の勉強の両立が難しいという口コミも多くありました。

学費

高3生 高卒生
入会金 110,000円 165,000円
授業料 289,960円/月~ 344,960円/月~

武田塾医進館の学費は学年やコース、受講する科目数によって料金が変動します。
高3生の「徹底個別コースS」では、3科目289,960円、4科目372,020円です。
高卒生の「徹底個別コースS」では3科目344,960円、4科目438,020円です。
武田塾医進館では夏期講習・冬期講習などはないため、追加費用は発生せず料金帯がわかりやすくなっています。

合格実績

武田塾医進館の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
チェコ国立大学 愛知医科大学 杏林大学
関西医科大学 岩手医科大学 岐阜大学
近畿大学 金沢医科大学 慶應義塾大学
国際医療福祉大学 藤田医科大学 兵庫医科大学

2024年の段階で、武田塾医進館は渋谷校、大阪校、広島校、福岡校の4校です。
2024年の合格実績は、私立医学部でみると、愛知医科大学、杏林大学、関西医科大学、帝京大学医学部などに複数人合格しています。
2021年からみると年々合格者数が増えています。

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メルリックス学院

次にメルリックス学院について解説します。

特長・強み

  • 少人数クラスと個別指導が併用
  • 私立医学部に絞ったカリキュラムを構築

メルリックス学院は、東京、名古屋、大阪の3拠点で展開している医歯専門予備校です。
少人数クラスと個別指導が併用ができ、ひとりひとりに応じたカリキュラムの変更や、個別授業の追加変更にも臨機応変に対応できることが強みです。
また私立医学部に絞ったカリキュラムを構築していることも特徴としてあげられます。

評判・口コミ

「個別指導だったため、自分の理解度に合わせて自由にカリキュラムが組めた。
こちらがあまりにも知識がない科目については、講師の側から目標まで逆算してスケジュールを組んでくれた。
志望校ごとの出題の特徴なども熟知しており、安心して任せられると感じた。」

「メルリックスは医学部専門予備校なので、一般的な予備校よりも値段はかなり高いです。
1クラス5〜6人なので仕方ない気はしますが、それでも高いです。
しかし選抜テストに受かれば半額になります。」

出典:医学部予備校マニュアル

渋谷校に関しての口コミで、駅周辺は騒がしいイメージだけれど実際は閑静な場所にあり、とても静かで良かったとの口コミがありました。
担任制で、個々の志望校に合わせて指導してもらえ、気軽に講師に相談できる環境だったとの意見も多くみられました。
一方で料金設定に関しては、他の医学部予備校に比べて高額だとの口コミが見られました。

学費

入会金 お問い合わせ
授業料 お問い合わせ

メルリックス学院の学費は、志望校や所属コースによって違うため表記されていませんが、目安としては2,200,000〜5,500,000円程度です。
個別指導やオーダーメイドカリキュラムが含まれるため、他の予備校と比べて費用は高いですが、その分のサポート体制や合格実績を期待する生徒や保護者が多いです。

合格実績

メルリックス学院の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度の合格実績(一部抜粋)
名古屋市立大学 大阪公立大学 浜松医科大学
山口大学 岩手医科大学 杏林大学
昭和大学 東京医科大学 東邦大学
金沢医科大学 藤田医科大学 関西医科大学

2024年の合格実績は、東京女子医科大学31名、金沢医科大学23名、杏林大学医学部14名、北里大学14名、岩手医科大学11名など、私立医学部への合格実績が目立ちます。

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YMS

次にYMSについて解説します。

特長・強み

  • 19大学の私立医大別模試を年に23回行っている
  • 医大別直前二次試験対策講座

YMS(代々木メディカル進学舎)は、東京代々木にある医学部入試専門予備校です。
集団授業が特徴で、長年にわたって構築されたカリキュラムにのっとり最も効率的・効果的な授業を行っています。
2021年からメビオと英進館メビオとの共同実施により19大学の私立医大別模試を年に23回行っているのが強みです。
また2次試験対策にも力を入れていて、医大別直前二次試験対策講座も行っています。
医療現場を体験できる講座があるところも特徴的です。

評判・口コミ

「YMSに入塾して思ったのは、とてもアットホームな予備校だということです。
様々な友人ができたことで精神的に苦しい時も通い続けることができ、友人と切磋琢磨して成績を上げることができました。
担任には毎週、長時間にわたり親身に話を聞いてくださり、何事も相談にのっていただいたおかげで、受験期に一度も気持ちが切れることなく、努力し続けることができました。」

「カリキュラムとしては、現役クラスだったので、高校での授業を受けた後に少し自習してからでも授業を受けて間に合うことのできるカリキュラムでした。
また、定期的にテストがあるのですが、私立医学部の入試を意識した内容になっていたので、本番のように臨むことができました。」

出典:医学部予備校マニュアル

アットホームで面倒見の良い予備校だという意見が多かったです。
集団授業ですが、担任制があり週に1度の担任指導があり、個人をきちんと見てくれるといった口コミもありました。
前期には基礎固めをし、後期は私立医学部を中心とした実践演習が行われ、本番のように臨むことができるとの意見もありました。
一方で繁華街が近く、あまり良い環境とはいえないとの意見もありました。

学費

高卒国公立本科コース 高卒本科コース 高三本科コース
入学金 お問い合わせ
年間学費総額 936,320~1,714,240円 994,400~3,429,800円 559,350~2,115,300円

YMSの学費は、高3本科コースで年間559,350〜2,115,300円、高卒生本科コースで年間994,400〜3,429,800円です。
入学時に実施される学力判定テストやYMS模試等で成績が優秀だった場合には特待生制度が適用され、学費を抑えることができます。

合格実績

YMSの2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
筑波大学 千葉大学 金沢大学
長崎大学 岡山大学 京都府立医科大学
防衛医科大学校 自治医科大学 慶應義塾大学
東京慈恵会医科大学 順天堂大学 日本医科大学

2024年度の合格実績は、慶應大学医学部2名、東京慈恵会医科大学6名、日本医科大学10名、順天堂大学医学部13名、昭和大学医学部20名など、関東の私立医学部の合格が目立ちました。

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メディカ東京

次にメディカ東京について解説します。

特長・強み

  • 少人数制クラス指導と個別指導
  • 復習主義を徹底

メディカ東京は、東京千駄ヶ谷にある医学部受験に特化したした指導を行う医学部予備校です。
少人数制クラス指導と個別指導を行っていて、組み合わせることもできます。
現役の中学生・高校生・高卒の浪人生、社会人を受け入れているのが特徴です。
復習主義を徹底しており、毎週復習テストを行うことでそれらの知識を確実に定着させることが強みです。

評判・口コミ

「先生たちはとても真摯で、分からないところは分かるまで教えてくれました。
ノートチェックや1週間でやったことのチェック、2週間前に行った授業の確認テストを行ったり、色々手を尽くしていただきました。
悩みも沢山聞いていただきました。」

「一般的な予備校よりは高いかもしれないが、医学部専門予備校としては比較的安い方である。
しかし、少人数でかなり手厚くサポートをしてくれるので割高だと感じることはない。
前年の模試結果などで特待になることができ、割引になる。」

出典:医学部予備校マニュアル

メディカ東京の口コミとしては、講師が優しくフレンドリーで、親身になってくれるとの意見が多く、講師やサポート体制に対する評価が高いです。
設備に関しては、自習室がなく空いている教室を自習室に使うため、周りがうるさいと集中できない時もあるとの口コミがありました。
学費に関しては、一般的な予備校と比べると高い方だけれど、医学部予備校としては比較的安いとの意見が見受けられました。

学費

高校生 高卒生
入学金 15,000円~ 20,000円~
授業料 12,800円~ 13,200円~

メディカ東京では個別指導・自律型自学自習コース・オンライン授業といった授業形式があります。
学費はその授業形式によって異なるため、詳細については公式ホームページまたは直接教室までお問い合わせください。

合格実績

メディカ東京の2023年度の合格実績について以下にまとめました。

2023年度合格実績(一部抜粋)
北海道大学 横浜市立大学 名古屋市立大学
群馬大学 防衛医科大学校 慶應義塾大学
東京慈恵会医科大学 日本医科大学 昭和大学
国際医療福祉大学 東海大学 東京女子医科大学

メディカ東京の合格実績は2023年度の情報しかありませんでしたが、医学部合格100%を達成しています。
北海道大学、横浜市立大学、名古屋市立大学、群馬大学、防衛医科大学校、慶応義塾大学、東京慈恵会医科大学、国際医療福祉大学、東海大学、久留米大学、福岡大学に1名ずつ合格しています。
その他にも日本医科大学、順天堂大学、東京医科大学、東邦大学、日本大学、聖マリアンナ医科大学、東京女子医科大学が2名ずつ、昭和大学、杏林大学、北里大学、埼玉医科大学、帝京大学、東京医科薬科大学、3名ずつ合格しています。

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アガルートメディカル

続いてアガルートメディカルについてご紹介します。

特長・強み

  • オンライン予備校
  • 節目ごとに定期面談を行う

アガルートメディカルはアガルートアカデミーを運営するアガルートによるオンライン予備校です。
医学部受験に精通した講師によってわかりやすく効率的に指導することで合格に繋げることができ、受講生の理解を深めています。
さらに講座にはコーチが付いており、学習状況の確認・課題設定を行います。
また、節目ごとに定期面談を行うため、志望校や学習方法について悩みがある場合でも安心できます。

評判・口コミ

「合格したいちばんの理由はわたしの担当の医学生チューターだと思っています。
やはり大学受験は単純な知能だけでなくコツや技術のウエイトも大きくと思います。
これは田舎の進学校よりも都心部の進学校のほうが進学実績が良いことの一因だと思うのですが、それを目の前で直接教えてもらえるのは大きなメリットだと思います。」

「週一のコーチングでは、勉強の進捗の確認、医学部の面接に向けて基礎的な医療ニュース、志望校選定についてのお話などをしていただきました。
疑問点の質問にも迅速に答えていただけたので、苦手な数学や化学の勉強も心強かったです。」

出典:アガルートメディカル 合格者の声

アガルートメディカルは医学部生によるチューターが好評です。
「チューターのサポート体制のおかげで志望校に合格できた」「チューターと生徒で課題設定を行うため、的確なアドバイスをもらいながらモチベーションを保つことができた」という声がありました。
しかし、アガルートメディカルは2020年に設立したため、口コミをあまり集めることができませんでした。

学費

入学金 お問い合わせ
授業料 プレ本科コース 348,000円
ライトコース 498,000円~
本科生コース(週1回指導) 1,218,000円~
本科生コース(週2回指導) 1,928,000円~

アガルートメディカルのコースは、プレ本科コース、ライトコース、本科生コース(週1回指導)、本科生コース(週2回指導)があり、講座内容や指導内容などが異なります。
定価でプレ本科生コースは348,000円、ライトコースの私立大であれば498,000円、国公立大で718,000円、本科生コース(週1回指導)の私立大であれば1,218,000円、国公立大で1,428,000円、本科生コース(週2回指導)の私立大で1,928,000円、国公立大で2,138,000円です。
割引制度やキャンペーンなどもありますので、ぜひ活用してみてください。

合格実績

アガルートメディカルの合格実績の数値は明確には分かりませんが、ホームページには川崎医科大学、金沢医科大学、福岡大学、産業医科大学、関西医科大学に合格された生徒のインタビューが掲載されています。

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駿台予備校

続いて駿台予備校についてご紹介します。

特長・強み

  • 実力講師による50分授業
  • 自習室は教室タイプか個別ブースタイプの2タイプ
  • ICTが充実

駿台予備校は、学問の本質から理解をさせる実力講師による50分授業で集中できる環境を提供しています。
また、自習室は2タイプあり、教室タイプか個別ブースタイプがあるため自分の好みに合わせて使用できます。
そしてAI教材や質問アプリなどICTが充実しているため、集団授業でも一人一人に合わせた学習ができます。

評判・口コミ

「受験に直結するわかりやすい講義だったと思います。
テクニックについても十分満足しました。」

「向き不向きがあると思うが、優秀な先生がいてその人に出会えたことで学力が向上して志望大学に受かることができた。」

出典:塾ナビ

駿台予備校は有名講師が在籍しており、熱心に指導してくれるなど講師の質の評価が高いです。
講師の声掛けや指導によってモチベーションを保てたり、上位層のレベルにも通じる受験テクニックや学問の根本を学ぶことができたという声もありました。

学費

高卒クラス 高校生クラス(高3生)
入学金 100,000円 33,000円
授業料 92~135万円

・オプション:個別指導

 週2回/1年間 825,000円

224,000円/年

駿台予備校の医学部コースの学費は、年ごとやコースの内容によって異なります。
ですが、一般的な目安として、駿台の医学部コースは比較的高額な学費設定となっています。
口コミからも季節講習を含めると高額になるという声がありました。

合格実績

駿台予備校の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
東京大学 京都大学 慶應義塾大学
東京慈恵会医科大学 旭川医科大学 北海道大学
東北大学 筑波大学 新潟大学
浜松医科大学 滋賀医科大学 大阪大学
神戸大学 広島大学 福島県立医科大学
名古屋市立大学 京都府立医科大学 大阪公立大学
奈良県立医科大学 和歌山県立医科大学 岩手医科大学
東北医科薬科大学 国際医療福祉大学 慶應義塾大学
東京医科大学 大阪医科薬科大学 関西医科大学

駿台予備校の合格実績は医系だけに絞ってみると、国公立医学部医学科で1,788名私立医学部医学科で2,230名、国公立歯学部で119名、私立歯学部328名、国公立薬学部292名、私立薬学部で2,574名となっています。
日本の三大予備校であるため非常に規模が大きいです。

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富士学院

続いて富士学院についてご紹介します。

特長・強み

  • 29年間の入試データや合格のためのノウハウを用いる
  • 2024年度医学部医学科合格率58.4%

富士学院は医学部受験予備校ですが、浪人生だけでなく中学生・高校生などの現役生、再受験生、帰国子女生が授業を熱心に受け、医学部に合格しています。
また、学習環境が非常に整っており、校舎にある29年間の入試データや合格のためのノウハウを用いて一人の生徒のためのチームを組み、指導について話し合っています。
そのため、2024年度医学部医学科合格率58.4%で合格率が高いです。

評判・口コミ

「とにかく質問を満足いくまで出来たことが最大のメリットです。
日ごとに質問対応で22時まで残る講師が決まっているので、数学で質問があるからこの日に質問にいこうと予定を立てやすかったです。
また、教務の方は何度も相談にのってくださいました。
講師から家庭に成績表やコメントが送られるので、両親も安心していました。」

「医学部受験をよく知っているチューターの方々が志望を決める面で支えてくださり、勉強面でもプロの講師がしっかり教えてくださったことが良かったと思います。
そのおかげで、安心して最後まで受験することができました。」

出典:医学部予備校ガイド

富士学院は講師が熱心でサポートが手厚いという声がありました。
自習していても質問対応をしてくれたり、分からなければすぐに聞くことができます。
講師が生徒の様子を伺って声をかけてくれるため、人間らしい温かい環境で勉強できるそうです。

学費

入会金 お問い合わせ
授業料 お問い合わせ

富士学院の学費はホームページに掲載されていませんでした。
詳しく知りたい方は直接お問い合わせください。

合格実績

富士学院の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度の合格実績(一部抜粋)
札幌医科大学 秋田大学 弘前大学
東北大学 東京大学 筑波大学
新潟大学 福井大学 名古屋市立大学
岐阜大学 滋賀医科大学 広島大学

富士学院の医学部医学科への合格実績は594名でした。
医学部医学科への専願者は、622名いて、そのうち363名が合格しています。
この合格率は58.4%で2人に1人が医学部医学科に進学していることとなります。

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河合塾

続いて河合塾についてご紹介します。

特長・強み

  • チュータ―による学習プランを立案
  • 授業スタイルは対面授業・映像授業・オンライン個別指導から選択

河合塾では、チュータ―による学習プランを立案し、その時に何をしたらよいのかアドバイスをもらうことができます。
そして講座は数多く用意されているため、必ずピッタリなものが見つかります。
特に授業スタイルは対面授業・映像授業・オンライン個別指導が用意されているため、自分に合ったものを選択できます。

評判・口コミ

「全国を飛び回る有名な先生に教えてもらえていたことがよかった。
授業も非常にわかりやすかった。」

「良質な授業、快適な自習室が整備されていて良い。
また、分からないところがあれば担当のチューターや講師に聞きに行ける。」

出典:塾ナビ

講師の授業の質や充実した制度や立地等が好評です。
また、自習室の席数も多く、静かで困ることもない学習環境が提供されています。
しかし、生徒間の質にばらつきがあるため注意したほうが良いとの声もありました。

学費

入塾金

高校グリーンコース:33,000円

大学受験科:100,000円

授業料 講座、コースにより異なります。

河合塾の学費は、入塾金と授業料の合計額になります。
その他学費以外に、オンライン講座を受講する際の通信費やオプション講座の授業料が必要となる場合があります。
私立大学医学部を目指す私立大医進コースは、入塾金と授業料を合わせて507,000円となります。
また、コースに加えて、オプションでオンライン個別指導を付けることができます。
選択内容によって価格が異なりますので、詳しくは受講を希望する校舎へお問い合わせください。

合格実績

河合塾の2024年度の合格実績について以下にまとめました。

2024年度合格実績(一部抜粋)
東京大学 京都大学 慶應義塾大学
東京慈恵会医科大学 旭川医科大学 北海道大学
弘前大学 東北大学 東京医科歯科大学
浜松医科大学 名古屋大学 三重大学
滋賀医科大学 大阪大学 神戸大学
鳥取大学 島根大学 琉球大学
福島県立医科大学 京都府立医科大学 大阪公立大学
奈良県立医科大学 和歌山県立医科大学 防衛医科大学校
岩手医科大学 東北医科薬科大学 国際医療福祉大学
北里大学 順天堂大学 東京医科大学
日本医科大学 金沢医科大学 愛知医科大学
大阪医科薬科大学 関西医科大学 兵庫医科大学

河合塾の2024年度の医学部医学科の合格実績は、防衛医科大学校を含む国公立大学に1,603名私立大学に2,774名の合格者を輩出しました。
また、私立大学医学部医学科では最難関といわれる慶応義塾大学に44名、東京慈恵会医科大学に52名が合格しています。
国公立大学では東京大学に33名、京都大学に67名が合格しており、難関大学への合格実績が多くあります。

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私立医学部予備校選びの5つのポイント

次に私立医学部予備校選びの5つのポイントについてご紹介します。

合格実績

一つ目は合格実績です。
予備校選びの際は、合格実績に信頼がおけるか確かめることが大切です。
指導内容や学習環境の質が良いとアピールする予備校は多いですが、実際の合格実績をチェックし、医学部合格者を多数輩出している予備校を選びましょう。
自分の志望校に合格している生徒が過去にいる予備校だと、より安心して選択することができます。
合格実績を公表していない予備校や、医学部医学科への合格者がほとんどいない予備校は避けたほうがよいでしょう。

指導方針と自分の学習スタイルの相性

二つ目は指導方針と自分の学習スタイルの相性です。
大手予備校か少人数指導の専門予備校か、自分の学習スタイルに合わせて予備校を選択しましょう。
大手予備校では指導力が高い講師による質の高い授業が受けられることが魅力です。
また、集団授業のため同じ目標を持つ仲間とお互いに切磋琢磨しながら勉強に励みたい人におすすめです。
一方で、カリキュラムに沿った授業を行うことが多いため、授業の自由度は低く自分の学習進度と授業進度が合わなくなってしまう可能性があります。
少人数指導や個別指導の専門予備校では、一人一人に合わせた、きめ細やかな指導を受けることができます。
一方で、講師の質や合格実績にばらつきがある場合も多いため、よく検討する必要があります。自分に合った指導方針で授業を受けることで効率的に学力を伸ばすことができます。
自分の学習スタイルを考えて予備校を選ぶことがポイントです。

立地と通学のしやすさ

三つ目は立地と通学のしやすさです。
集中して勉強できる環境にあるか、立地や環境をチェックし、交通の便がよいところを選択しましょう。
実績がある予備校であっても、自宅から通学しにくい場所にあると途中で挫折しかねません。
近くにスーパーやコンビニがあると、長時間の自習でも合間にごはんを食べることができて安心であり、また、授業や自習で帰宅が遅くなる場合もあるため、周辺の治安も十分に確認しておきましょう。

在籍生や卒業生の口コミを比較

四つ目は在籍生や卒業生の口コミを比較することです。
予備校比較サイトなどで、各予備校の評判を確認しましょう。
授業の振替方法などの細かなシステムがわかったり、良かった点や悪かった点を具体的に書いているので、より予備校の環境のイメージがしやすいでしょう。
また、予備校の公式サイトに記載されていないような詳細な情報が得られる場合もあります。
口コミをチェックして、予備校選びの際の判断材料にするとよいでしょう。

まとめ

この記事では私立大学医学部受験に強い予備校についてご紹介しました。
私立大学医学部入試は国公立受験に比べて科目数が少なく試験内容は大学ごとに大きく傾向が異なるため、志望校に合わせた対策が必要です。
私立大学医学部受験に強い予備校や、予備校選びの際のポイントなどをまとめましたので、医学部受験にご関心のある方はぜひ参考にしてください。

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